コカコーラのネームボトルってあるじゃないですか。

あれ、ただ棚からコーラを取るんじゃなくて、このコーラにしようって選んじゃいません?というのも、名前見ちゃうんですよね。嫌いな人の名前とかやっぱ取りたくないし、好きな子の名前が書いてあるボトルあったら、やっぱそれ取っちゃうじゃないですか。

スーパーで野菜の質を見て、どれにしようか決めるのとはまったく別の経験なわけで、個人の日常とか記憶とコーラが関係しちゃうんですよね。「名前」ってやっぱそれだけ、人間にとってめちゃくちゃクリティカルな要素なわけです。

こんなニュースもありましたね。
ヤフオクで市販のコカコーラのペットボトルが高額で取引されているぞ!落札価格15000円!
別にサインが書いてあるわけでなく、ただ有名人の名前があるだけなんですよ。

 

商品を体験するプロセスって、大きく「①商品を知る」→「②商品を購入する」→「③商品を体験する」っていう流れだと思うんですけど、このネームボトルのキャンペーンって、購入する度に、①と②の間に「商品と自分が関係する」っていう新しいプロセスをつくってるんですよね。ただ名前っていう要素が追加されるだけで。

考えてみるとTシャツとかじゃない、飲料品でのこういう体験ってそういや初めてだなと思ったのです。ファンタのオレンジとかジョージアのブルーマウンテンとか買う時に、わざわざ、自分のプライベートな記憶に毎回アクセスして、どれにしようかなんて悩んだりしないじゃないですか。ファンタのオレンジが飲みたい、買おう、と決めたら、そこから先はただ商品をレジに運ぶだけ。

飲料品と名前って、普通に考えればすごい組み合わせですよねぇ。けど、野菜と名前とかだったらうまくいかないんだろうなぁ。
 

いかに継続して買い続けてもらうかっていうフェーズのブランドだからこそ、こういうキャンペーンするんでしょうね。

 

 

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